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カテゴリ:障害を持ったお子様( 44 )

広汎性発達障害のお子様

 今日は、広汎性発達障害のお子様が三人来院しました。

群馬県や埼玉県などから家族総出で通ってくださっているお子様もいます。
みんな、わずか二・三ヶ月~八ヶ月くらいの治療で、約8~20回ほどずつ施術したのですが、ぐんぐんと成長してくれてます。

 5歳のお子様(八ヶ月治療)はかなり複雑な内容の会話が出るようになってきました。
「先生こんにちは、僕ね、今日、丸の内線に乗ってきたの」
「(お母さんが治療を受けるのを見て一言)お母さん、気持ちいい?」

もうお一人はまだ3歳ですので、まだこれからというかんじですが、落ち着きが出、奇声をあげることも少なくなり、ご家族やお友達とも交流したい、一緒に遊びたいという気持ちが出てきています。
治療中、終始ニコニコしながら、時々妹にちょっかいを出したりしていました。
つい先日に行った三歳児検診で、一年前よりも三ヶ月成長したとの結果が出たとか。
まだ8回ほどしか治療していないことからも、これは「悪くない」というよりも、「かなり良い」結果ですよ。

もうお一人、6歳のお子様は声を上げることは多いのですが、他の人との交流が楽しいという雰囲気になってきています。その分、他のお子様とのバトルもあるとの報告もありますが、今の時点で分別や自制心を期待してはいけないでしょうから、他のお子様とのかかわりが持てるようになってきているという進歩を喜びたいと思います。

一般的に、他の人との交流が難しいのがこの障害の特徴ですから、親兄弟、お友達などと笑顔で楽しく過ごせるようになってきているということは、かなり良い結果が出ていると言っても良いのではないかと思います。

もちろん、まだまだこの結果に満足しているわけではありませんが、現時点では良し、いや、非常に良しとしたいと思います。

このように、今日もご家族の方と共に喜びながら仕事させていただきました。
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by ostetokyo | 2009-07-27 00:34 | 障害を持ったお子様 | Comments(0)

急性脳症のお子様

 昨日は、急性脳症のお子様に施術。
急性脳症は、急激な熱によって、脳に障害をおってしまう病気です。
脳に受けた損傷の度合いによって、ダメージは違います。
このお子様の場合は、3歳ですがまだ首がすわらない状態です。
(以前見た急性脳症のお子様より頭は大きくないし重くもなかった。手が経験した記憶によるデータ蓄積です。)
そして目の輝きが良いように見えました。

まず、足、骨盤、腹部、頭と治療していきました。
いつでも頭に多く時間をとります。
頭の動き(頭蓋リズム)を促進させ、脳が元気になるようにお手伝いするんです。

一回目の治療後、それまでは薬を入れないと自力で排便できなかったのに、自分でいきんで排便できたとか、笑うような表情が見られたという嬉しい報告をいただきましたが、今回二回目は施術中にいきみ始め、その場で排便ができました。
このように、オステオパシーの施術によって少しずつ、本当に少しずつですが、身体が活性化されるようです。

もっともっと良くしてあげたい、けれども少しずつしか脳は回復しない。
早く良くしてあげたい、でも簡単ではない。
焦りと、ジレンマ・・・・・忍耐の必要性を感じます。
それでも諦めずに良い刺激を与え続けること、それが重要だと思います。
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by ostetokyo | 2009-06-22 00:05 | 障害を持ったお子様 | Comments(0)

広範性発達障害をお持ちのお子様への治療

 当院は、広範性発達障害を持つお子様への施術経験が豊富です。
広範性発達障害のお子様は、多くの場合、最初の施術時は何をされるかという不安があるので、たいがい泣き叫び抵抗します。
しかし、お父さんかお母さんに抱っこしてもらった状態でも、頭さえ触らせてもらえれば施術は可能です。

 私の経験では、頭が非常に大きく、硬く、頭蓋骨のすぐ内側ギリギリまで脳が来ているのではないかというくらいの独特の硬い触感が手に感じられます。
そして、動きが非常に重い。
後頭骨、側頭骨、頭頂骨、前頭骨、蝶形骨・・・と調整していくと、どこもガチガチな場合が多い。
特に気になるのは後頭骨と側頭骨ですね。現時点の自分の感覚としては。
頭頂骨や前頭骨の温度が低い場合も多いようです。血流が悪くなっているのでしょうね。

 しかし、50分の治療中に頭がやわらいでくる事が多く、ご機嫌で帰ることが多いのです。
脳も動いているし、頭蓋骨も柔軟に動かなければいけない・・・というと、奇異に思われるかもしれませんが、オステオパシーでは、そう考えているのです。
治療後、挨拶ができるようになったり、お友達と以前より遊べるようになったり、道具を意識的に使えるようになったり・・・という良い反応がでましたと報告してくださるお母さんの声も多いのです。

 今、日本中で、そして世界的にも広範性発達障害、自閉症のお子様が増えていると言います。
お悩みのご家族が増えていることを思うと、このオステオパシーが多くの人に知られるように、全国的な普及が必要だと思います。

 もちろん、広汎性発達障害が完全に良くなる事はないかもしれません。
しかし、障害の程度が軽くなり、やれることが多くなったり、人とのコミュニケーションが変わってくることは、本人も楽になるし、ご家族の楽しみや喜びが増えると思います。
普段の療育とあわせると、効果が増すことと思います。
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by ostetokyo | 2009-06-01 20:25 | 障害を持ったお子様 | Comments(0)

嬉しいご報告

 最近、治療の成果が非常に良いんです。
自画自賛しているみたいで、あまりそういう事を書きたくはなかったんですが(今までさんざん書いてきてるじゃないか!とお叱りの言葉もでそうですが・・・これでもかなり抑えてきたんですよ。笑)、もっと治療の様子や何を感じているのか、どんなことを考えて治療しているのか、もっとブログで書いたほうがいいですよ、親知らずを抜いたことなんか書いてる場合じゃないですよ!とあるママさんからお叱りを受けまして、もう少し詳細を書こうかなと思っております。(爆)

ここのところ、連続してお子様の治療中に良い反応がありました。

治療中に声を出して笑ったお子様お二人。
治療中にスヤスヤと寝息を立てて眠ってしまったお子様お二人。

 治療中に声を出して笑ったお子様は二人とも、普段から声を出して笑っているわけではなく、むしろ前回はいつ笑ったと思い出せるくらい笑うことがまれなお子様なんです。
それが、治療の最中に声を出して笑ってくれました。
声を出して笑うということは、実は大変なことなんですよ。
一般の人にはなかなかピンと来ない話かもかもしれませんが、障害の重いお子様は、笑うという事自体、あまりないことも多いんです。
飲んでいる薬の影響もあるかもしれません。
表情が乏しく目に光がなくドンヨリとした目をしていることも多い。
ただひたすらボーっとしているお子様もいますし、親の声かけにもまったく無反応の場合もよくあることです。
声を出して笑うということは、喜び・嬉しいという気持ちがないと出ないし、体調も良くないと出ないんです。
その喜び、嬉しさの気持ちがあるというか、周りのことにちゃんとわかっているから、頭や心が向いているから笑えた、そういう状態になれた、その証明なんです。
だから、お母さん方も大変喜んでくださいました。
心が通じ合う瞬間という事は本当に嬉しいことです。

 治療中に眠ってしまったお子様のうち、お一人は薬なしに眠るなんてなかったとの事。
もうお一人は前回書いたリューリュー君。
お二人とも、とても調子が良いようです。どちらもよくおしゃべりをしてくれているとの報告を受けています。
リューリュー君の方は、ママさんが リューリューママのチャレンジ・ザ・療育 に詳しく書いてくださっていますのでご覧ください。

 さて、私の治療ではどんなことをやっているのか?と思われるでしょう。

簡単に言うと、脳がリラックスして自らを作り直しやすくできる環境作りをお手伝いしています。
頭蓋オステオパシーを中心的な治療手段としています。それは頭蓋骨を和らげ、本来の動きができるようにアシストします。
脳脊髄液や静脈血のよどみがなくなるよう、循環を高めるよう、刺激します。
これによって脳神経系に新鮮な脳脊髄液や血液が巡り、脳が自分を作り直しやすくなるのだと思います。
からだの緊張・こわばりをゆるめ、体からくる緊張刺激を減らすようにします。
内臓の働きも良くなるように調整します。
オステオパシーでは体の全部がつながりあっているので、頭からつま先まで全部重要であると考えています。
ですから内臓も、関節も、皮膚もできるだけ見るようにしています。

そういった手の刺激で、脳神経系の活性化が図れるわけです。
手で体に触れることで、そういった効果が出るって、すごいことですよね。
私自身もこの技術を開発したオステオパシーの偉大な先人たちに感謝をしたいと思います。

 勿論すぐに効果が出るとも限りませんし、ある場合は数ヶ月から数年単位で調整が必要にもなる事は言っておかねばなりません。
しかしこの技術は、少しずつですが確実に内部から変えていく大きな力を有しているんです!

今後もこの手の技術を高め、少しでも「障害」を軽くし、人生を救うお手伝いをできればと思っています。
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by ostetokyo | 2008-10-23 11:56 | 障害を持ったお子様 | Comments(0)

りゅーりゅーくん、はじめて治療中に眠る

 りゅーりゅー君は、お母さんと一緒に新幹線に乗って東京の某所に来て午前中から療育を受け、そして飯田橋に移動しオステオパシーを受け、そして他の場所に移動し違う治療も受け、また新幹線で帰るという事を続けている。
本当にすごいことだと思う。お金と、時間と、エネルギーをかけ、子供の成長のためにがんばっているお母さんにエールを送りたい。
お会いしたことはないが、奥さんをを支えている旦那さんもすごいと思う。

 思えばリューリュー君は、宇都宮から東京に移ってからも、遠路はるばる通ってきてくれている。
オステオパシーはこれで15回くらい受けたんだろうか。(リューリューママのブログによると18回だそうです(笑)。追記)
治療にも慣れ、だいぶ神経系の緊張から解放され、リラックスできるようになってきたからだろうか、リューリュー君、はじめて治療中にスヤスヤと寝入ってしまった。
頭は最初、手術跡がゴツゴツし、それによって骨の本来の生命感がそがれている感触だった。
骨が部分的に「モノ」になってしまっているような感触。
骨は本来、しっとりとして柔らかく、温かみがあるものなんです。
それがそうはなっていなかったのだが、最近はとても良くなってきている。
まだ前頭骨や側頭骨、頚椎など硬い部分はあるけれど、少しずつ彼の体の生命活動が活発になってきている感触がある。

一番はじめの治療のときはかなり泣いて怖がっていたし、治療中お母さんがずっと体を抑えつつ、本人の恐怖心が薄まるよう、何とか気を紛らわせつつ治療を行っていたことを考えると、随分よくなってきたんだなと思う。
他の療育、家庭でのしつけ、様々な努力をご両親が少しずつ積み上げてきた成果だろう。
諦めることなく、お子さんの成長を信じ、良いと思われる治療や療育を行ってきたからだろう。
本当に素晴らしいと思う。

もしあの時、泣いているから、怖がっているからと治療をしていなかったら、どうなっていただろうか?
もしかしたら、そのままあらゆることに過敏に反応し、恐怖し、意識を日常の生活にうまく向けられずにいたかもしれない。
この数ヶ月間の彼の進歩を考えると、オステオパシーによって、脳や神経そのものに変化がおきた事によって、療育や訓練の効果も出やすくなり、学習能力の向上、コミュニケーション面がスムーズにしやすくなっているのだと思う。
人間のあらゆる活動は脳神経系を機軸としているのだから、ここの状態が変わることが非常に重要なんだと思います。
アメリカの障害児治療の権威、フライマン先生は、その事をピラミッド型の図でうまく説明していました。
ピラミッドの底辺・基礎部分にオステオパシーの治療があり、その上部に理学療法や作業療法、その他のセラピー等がある。
基礎がしっかりすることによって、その次の構造が成り立つということです。
オステオパシーによって脳神経系の再構築や基礎的な身体作りをし、それがあって始めて理学療法や作業療法、療育、訓練等が身に入るようになる、ということです。
上だとか下だとかいうことではなく、まずはじめに必要かつ重要なのが生命力・生命エネルギーの向上、脳神経系の活性化であるということです。
それをうまく行えるのがオステオパシーであるということです。

話を戻しまして、このお母さんを見ていると、諦めないこと、常にベストを求めること、探し続けること、継続すること、その大切さを学ばされる思いです。
自分も見習わなくては。
今日は治療をしている自分もエネルギーをもらったような、そんな気持ちになりました。
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by ostetokyo | 2008-10-18 02:27 | 障害を持ったお子様 | Comments(2)

障害児治療の世界的権威、フライマン先生

 この10年間、障害を持ったお子様を見させていただきましたが、私はこの分野に関わることができ、幸せに感じています。
この仕事自体が、多くの人に希望をもたらしていると思うからです。

 何不自由なく暮らしていけると思っていても、突然、家族が病気で、または事故で、障害を負うことになることもあります。
障害を持つご本人、そしてその家族が負う苦労、苦悩、痛み、それらは本当に大変なものです。
しかし、幸運にもこのオステオパシーという技術が開発され、多くの人を救う一つの力になることができるかもしれません。

 オステオパシーの中でも神経系を活性化させる分野である頭蓋オステオパシーは、全人類への福音であると私は思っています。
その頭蓋オステオパシーの世界的権威、Dr.Viola Frymannという方がアメリカ・サンディエゴにいます。
フライマン先生は80代後半の女性医師ですが、今も現役で世界中の子どもたちを救い続けています。
フライマン医師は、頭蓋オステオパシーの創始者サザーランドD.O.の愛弟子で、現存する最後の直接の生徒です。
私も、フライマン先生が日本にお見えになった時にはそのセミナーに参加しました。
また、私が見ていたお子様の多くがフライマン先生の治療を受けにサンディエゴまで行ったものですから、私も2回ほど、直接治療を見させていただく幸運を得ました。
先生は一時間おきに、タイプの違う障害を持つお子様たちを黙々と治療していました。
その時の詳細はまたの機会にしますが、先生のオステオパシーの技術は手だけで治療を行うわけですが、手で頭の動きを見、調整をすることによって、神経系の働きが改善されることも多く、抗てんかん薬や安定剤などの薬も早い時期に減らしていけることもあるようです。
また、動けなかったお子様が動けるようになり座位保持ができるようになったり、知的な発達がそれよりも促進されたり、重度のお子様が中度、場合によっては軽度の障害になったりもしているようです。言葉だけでは説明しきれないのがもどかしいのですが、数多くの驚くべき治療効果を出しているからこそ、世界中から噂を聞きつけてサンディエゴに来て治療を受けるわけです。
勿論、奇跡的なことばかりが起こるわけではないようですが、少なくとも今までにはなかった効果が出ていることは間違いないようです。

 私は、多くのお子様、そしてそのご家族にフライマン先生の治療の素晴らしさをお伝えしたいと共に、是非、日本の医師会にもお知らせしたいと思っています。
そして、投薬中心の医療から、手で身体を治す方法もあることをに目を向けていただけないかと願っています。
いつか、障害をお持ちのお子様を見ているお医者様が、フライマン先生の診察、治療、家族への日常指導などの実際の姿をその目で見てきていただけないかと思います。

下記に、フライマン先生のWeb Siteをご紹介しますので、ご覧ください。
オステオパシック・センター・フォー・チルドレン

 フライマン先生には失礼ですがもうご高齢ですので、今のうちに先生の偉業を日本の皆様にお伝えしたいと思ったわけです。
是非、このブログをご覧の皆様、この件をお知り合いの先生にお伝えください。
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by ostetokyo | 2008-07-25 22:37 | 障害を持ったお子様 | Comments(4)

障害を持つ人を社会がどう支えるか

最近、こんな事を考える。
日本がもっと精神的に豊かになり、制度のみでなく一個人に至るまで、福祉に手厚い国になれないかと。
人はいつ自分が障害を持つ身になるかわからないし、産まれてくる我が子にハンディキャップがあるかもしれない。
しかし、いつでも誰にでも助けがあり、支えがある。
そんな社会を目指せないだろうか。

以前、アメリカに行った際、ある肢体不自由のお子様の車椅子を押してカフェに入った時、見ず知らずの男性(メキシカンに見えた)が我々を見て、プレートを持つ手伝いをしてくれた。嬉しかったと共に、自分もこういった良い点は学びたいと思ったものだ。
アメリカが最高という訳ではないのだろうが、しかしやはりアメリカは社会制度的にも進んでいるように思います。
例えば自閉症のお子様には育児の専門家が毎日配属され、肢体不自由児にはほぼ毎日の理学療法や作業療法が受けられるなどがあると聞きました。(もし間違いや付け足す点があったら教えてください。)
現状の日本では、家族にかかる負担が大きく、実際、悲鳴をあげている家庭も少なくない。
社会的サポートがまだまだ少ないと思います。
日本も更に高福祉を目指す方向に進んで欲しいと切に思います。
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by ostetokyo | 2008-07-25 02:40 | 障害を持ったお子様 | Comments(2)

リューリュー君、九回目の施術

 前回まで「太郎君(仮名)」で書いていたお子様ですが、実はリューリュー君と言います。(勿論、これもニックネームですが!)
そのお母さんにご本人のブログを直接リンクしても構わないいう確認をとりましたので、今後はそのリンク先で治療の様子をご覧ください。
今回は9回目。かなりリューリュー君も施術になれてきました。

リューリューママのチャレンジ・ザ・療育

 ほんとにこのお母さんの観察はすごいし、リューリュー君にできる限りのことをしてあげたいという気持ちが表れています。

 やはり、発達障害のお子様には、様々なセラピーをかけあわせ、その子に合った方法を模索していった方がベターですよね。
オステオパシーを含め、単独で完璧なセラピーになるということはなく、長所・短所、得意分野・不得意分野があるからです。

 色々な人に話を聞き、情報を仕入れるためにアンテナを高くしていかなければいけませんね。
私も有益な情報はこのブログで発信していきたいと思います。

皆さま、上記リンクをよろしければご覧ください! 
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by ostetokyo | 2008-06-16 14:14 | 障害を持ったお子様 | Comments(0)

太郎君(仮名)の8回目の治療報告

 遠方からわざわざ宇都宮まで来てくださっている太郎君とお母さん。
今回も詳細に施術の様子、太郎君に出てきている効果を書いてくださっているので、転載させていただきました。

 「今回の治療は、太郎(仮名)がうつ伏せ状態だと、しばらく自分で動かずにいられるので、その姿勢で施術してくださることに…

最近、非常に運動面の反応とか上達具合がよいと訓練先の先生方に褒めていただける太郎だが、かなり自分の体のパーツを意識したり、動かしたい部位の神経の反応が速かったりする。

それは、単純に運動訓練というものや意識の使い方を練習してきたこともあるが、それを効果として早く実感できることは親としては、療育への意欲がより一層高まるというもので、ありがたいことである。

多分にオステオによる刺激がなにかしら後押ししているのではないかと思う。

ところで、今回の施術では、前回、遅かった脳脊髄液の動きがよくなってきたことや、気になる箇所として側頭部をあげていただいた。
側頭部については、前頭部とともに昔から気になっていた箇所で、外科的処置により、多少圧もぬけ脳内的には楽になっているであろうが、言語としてはいまだ著しい発達を遂げていない。

もちろん、ABAによる訓練である程度の言語表出をすすめてきたが、太郎(仮名)にとって、言語表出の自発頻度を促すことがこれからの最大の課題であることは間違いない。

その部分が先生も気になったということと、太郎も耳のまわりを施術されるのが気になって仕方なく、落ち着いていられない。
過敏に反応することからも、なんらかの生体的違和感が存在するのだろうけど、私にはよくつかみきれないもどかしさはある。
先生も気になっていらして、一心に手先に集中してくださった。

うつ伏せが落ち着くとはいっても、やはり途中からは、顔をあちらこちらに切り替えることが多く、そのたび、先生のほうで顔の動きについて施術してくださっていた。
あまりにもやりずらそうなときは、私のほうで息子の体勢を整えるよう指示を出したりしたが、前回までに比べるとこちらもずいぶんと楽にそばにいられるようにはなった。

最後に後頭部もまたやっていただいたので、そのあとすぐ触ってみた。
柔らかい、というか、ほぐれてきた…というか、とにかくフワワフ、フカフカのイメージなのである。
なんだろう…うまく言えないが、その部分の動きがやわらいでいるというか…頭皮も本当によく伸びる感じがする。たるむというのとはまた違って…

うーん、難しいし、私の感覚なので、オステオ的にも正しいのかわかりません。笑。

ただ、私は太郎の頭を自分の手で絶えず触っています。
暇さえあれば、マッサージもどきで触っています。
それで、彼がたとえば、髪を乾かしてもらうときの仕草でどこに私の手がはいると気持ちがいいのかとか知ったりします。
逆に、そのことで、
『ああ、今、ここに人の手の刺激がほしいのかな…』なんて思ったりもします。

ここのところずっとそれが後頭部と側頭部ですね。
力をぬいて10本の指でシャカシャカと刺激すると、気持ちよさそうに上体を前にかがみます。

なので、オステオにいって、今回もそこの部位が気になっていて、施術してもらったあと、どんな風に自分の指が感じるか…チャレンジしてみたのです。

ここのところ、目の中に落ち着きも出てきました。
目線の合わせ方もよくなり、セラピー自体がうまく進むようになってきています。

健常児のように、一度注視するとある程度の時間そのまま自然に視線が外れない、という状態はなかなか多くはありませんが、それでも、はまるとずーーーっと見続けていられることも増えました。
そうなると、教材やおもちゃへの取り組みも良くなります。

毎回、感じるのですが、こういうことの効果を確実に知るのは、毎日子供との訓練を重ねることで違う反応を見いだせたときです。
それもささやかな言動がポッと、それもいきなり表出したときにその効果を感じます。
それを奇跡と呼ぶにはあまりにはささやかなものですが、毎日つきあっている親にとって、そのチョットがとてつもなくありがたい大きなものなのです。

先生の施術や先生にも慣れたので、これからはもっともっと落ち着いて施術が受けられるようになってくれるといいなあと思っています。」

・・・ほんとにこのお母さんの観察はすごい!と思います。
「ここに人の手の刺激がほしいのかな」という直感は、非常に重要です。

そう、悪い部分は、人の手の力を必要としているんです!
人の手からは、「想いの力」がある種のエネルギーのような形で出るのではないかと思います。
それを「気功」とか「生命エネルギー」とか「プラーナ」とか呼び名がついていますが、根本は一つ。
治してあげたいという想いです。
人の愛情、治してあげたいという気持ち・意識が手を介して相手に伝わるんだと思います。

障害をお持ちのお子様の家族がそれを信じて、お子様の体に手を置いて祈ってあげること、それに勝る施術はないかもしれません。

このブログを読んでくださっている皆様、今まで以上にお子さんに触れてあげてください!
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by ostetokyo | 2008-06-07 10:16 | 障害を持ったお子様 | Comments(0)

太郎君(仮名)の7回目の治療報告

 遠方から通って来てくださっている太郎君(仮名)のお母様のブログから抜粋しました。
このお母様は療育全般に非常に熱心で、太郎君の状態を逐一観察し、自分の手で体の状態もチェックしてきた方です。
だからこそ、治療後の変化が、自分の実感として非常によくわかり、オステオパシーの頭蓋骨調整の効果を感じていただけているんです。
今回もブログの記事を転載させていただき、治療の様子を感じていただけたらと思います。

「先週の金曜日、七回目のオステオに行ったんですが、太郎が前回同様、今回も少し涙をこぼすようなことがありました。

それは、痛いとか怖いとかいうものではなくて、そうかといって強い気持ちでやめてほしいというものでもなく…
なんとなく落ち着かない、なんとなくじっとしていたくない…
というような感覚になったのかな?と推察しています。

それもなんで起こるのか不思議だったのですが…
しかも、オステオの施術中、ずっとというのでないので、気持ちの波かな?などと考えていました。

今回、先生に頭蓋のほうを診てもらっている間に面白い現象を目にすることができました。

先生がおもむろに時計をおいて、時間を気にしているので、私は、ぼんやりと『今何時か確認しているのね…』くらいに思っていましたら、
先生はしっかりと太郎の頭の中を診ていたわけで…
脳髄液を送っている膜(←正しい言い方ではないですが…)の膨縮するリズムを計っていたということで、一般に5~6秒かけて膨らみ、5~6秒かけて縮むリズムなのに、太郎は30秒かけて膨らみ、30秒かけて縮んでいることがわかったそうです。

遅っ!!!!いやでもなんか、太郎らしくないか??笑



それでも、涙をこぼしている太郎の落ち着かなさが、先生が施術をしてそのリズムを整えている間に、落ち着いてきて、
先生が
「ああ、今、早くなってきてます…」
というくらいには、驚くほど顔つきに落ち着きをとりもどし、目線がまったくぶれず、
本人も
『ああ、なんかいい、あんばいに気持ちいいわ~』みたいな感じで受けていました。
その間、私の姿勢矯正のためのヘルプも必要なしです。

見る間に顔つきに変化があったので、驚きの体験です。
本人から何かコメントがあればいいんですが、顔つきの穏やかさをみれば十分わかります。

あと、私の実感がもうひとつ、実は、太郎の後頭部の下のほうがどうも固いな~と前日の思っていたところ、当日、先生から
「後ろのほうちょっと硬いから、ここだけちょっとやっておきます~」と言われて、
ああ、やっぱりと思いました。
髪を乾かしながら頭をあちこち触っているんですが、どうも、うしろだけカキーンって感じがしたんですね…

先生がやったあと、「さわってみて」と言われたので、触ったらば
「フカフカ~」みたいな…

「やややや、やわらかいですね」


あくまで私の主観ですし、やわらかいっていっても頭蓋ですから、ふにゃふにゃになったわけではないです。
うーーーん、表現しずらいですが、寒~いところにおいてある蝋燭を触ったのと、春のあたたかい室温におかれた蝋燭くらいな触感ですかね
硬くて、実際固いですけど、指先の幽かな感触に明らかな違いがあるんです。

私、時々、自分の頭蓋も触っているんですが、固いですね~私のは…
特に右側のほうが敏感で指先に少し力をかけると頭蓋内にまで響く感じがしています。
いずれは私もケアしてもらわねば…

太郎の話にもどりますが、今回は特に目つきに変化がありました。

いつもながら、いいますと、これは彼の日常からすると相対的に少しずつベターな状態が垣間見えるというもので、まだまだ不安定です。

先生もおっしゃっていましたが、どのような状態におくのがその子にとってベストな反応を生み出すかということに関しては、確実な予知ができるわけもないので、慎重に反応をみながら微調整という方向で少しずつ進めていくしかないと思います。

腕の骨を折ってギプスをしたとき、腕の筋肉がガチガチになってしまい、その後のリハビリでほぐすのに死ぬほど苦労した経験があります。
下向きの手のひらを90度回転させるだけでも痛みが走りました…
お湯の中でリハビリ運動をして、少しずつすこしずつ圧をかけていき、とうとう、腕が自由に動かせるようになったときはとてもうれしかったものです。

太郎の脳も私の中のイメージでは硬いのです。
掘り出したばかりの粘土のイメージです。
手で体温をかけてながらじっくり練りあげていくうちになんでも作れるやわらかくきめ細かな粘土になるように、
太郎の脳や神経も先生の施術で少しずつ働きやすくなってくれたらいいなあ~と思います。

結構、通うのが大変ですが、先生が確かなので、これからも定期的に続けていくことにしました。
療育といい相乗効果を生みだしてくれたら…と思っています。」

・・・と、今回も詳細に治療の様子を書きとめておいてくださいました。ありがとうございます。
それにしても、この文章を読んで感心した点があるのですが、私は一番下の方の赤い字でかかれているところをみて、このお母様は鋭いな~と思いました。
 実は、「粘土のイメージ」という表現は、昔、私が特別養護老人ホームで働いていたころ、認知症の重い方の脳が、まさに「粘土のような脳の硬さ」のイメージだったので、使っていた表現なんです。その話はしていなかったと思うので、自分の感覚で感じているんでしょうね。
素晴らしい!!

 でも、太郎君の場合は、頭蓋リズムは遅いんだけど、認知症の方の脳のかんじとはまた違うんですよね。硬いんだけど、ちょっと違う。その硬さに何か違いがあるんですよね。

 このように、オステオパシーは手の感覚を頼りに治療しているわけです。
たくさんの方を触って、その経験・データを手に蓄積し、「ああ、この感覚は誰かに似ている」とか「この動きは非常に個性的だ」とか感じながらやっているんです。

 前にも書きましたが、私は、この手探りの作業、手作りの仕事が大好きです。
生きた生命の動き(正確には「蠢き(うごめき)」かもしれません)、輝き、生命力、それらを手で感じて、「彼(頭蓋骨や脳)」が元気いっぱいに、イキイキと動けるように手助けする手法なんです。

こんな面白い世界はないですよ!
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by ostetokyo | 2008-05-24 14:00 | 障害を持ったお子様 | Comments(2)