オステオパシーというアメリカ生まれのソフトな整体。顎関節症、頭痛、首肩コリ、腰痛、自律神経失調、睡眠の悩み、発達の悩みなど、ご相談ください。東京・中央区・日本橋
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太郎君(仮名)の7回目の治療報告
遠方から通って来てくださっている太郎君(仮名)のお母様のブログから抜粋しました。
このお母様は療育全般に非常に熱心で、太郎君の状態を逐一観察し、自分の手で体の状態もチェックしてきた方です。
だからこそ、治療後の変化が、自分の実感として非常によくわかり、オステオパシーの頭蓋骨調整の効果を感じていただけているんです。
今回もブログの記事を転載させていただき、治療の様子を感じていただけたらと思います。
「先週の金曜日、七回目のオステオに行ったんですが、太郎が前回同様、今回も少し涙をこぼすようなことがありました。
それは、痛いとか怖いとかいうものではなくて、そうかといって強い気持ちでやめてほしいというものでもなく…
なんとなく落ち着かない、なんとなくじっとしていたくない…
というような感覚になったのかな?と推察しています。
それもなんで起こるのか不思議だったのですが…
しかも、オステオの施術中、ずっとというのでないので、気持ちの波かな?などと考えていました。
今回、先生に頭蓋のほうを診てもらっている間に面白い現象を目にすることができました。
先生がおもむろに時計をおいて、時間を気にしているので、私は、ぼんやりと『今何時か確認しているのね…』くらいに思っていましたら、
先生はしっかりと太郎の頭の中を診ていたわけで…
脳髄液を送っている膜(←正しい言い方ではないですが…)の膨縮するリズムを計っていたということで、一般に5~6秒かけて膨らみ、5~6秒かけて縮むリズムなのに、太郎は30秒かけて膨らみ、30秒かけて縮んでいることがわかったそうです。
遅っ!!!!いやでもなんか、太郎らしくないか??笑
それでも、涙をこぼしている太郎の落ち着かなさが、先生が施術をしてそのリズムを整えている間に、落ち着いてきて、
先生が
「ああ、今、早くなってきてます…」
というくらいには、驚くほど顔つきに落ち着きをとりもどし、目線がまったくぶれず、
本人も
『ああ、なんかいい、あんばいに気持ちいいわ~』みたいな感じで受けていました。
その間、私の姿勢矯正のためのヘルプも必要なしです。
見る間に顔つきに変化があったので、驚きの体験です。
本人から何かコメントがあればいいんですが、顔つきの穏やかさをみれば十分わかります。
あと、私の実感がもうひとつ、実は、太郎の後頭部の下のほうがどうも固いな~と前日の思っていたところ、当日、先生から
「後ろのほうちょっと硬いから、ここだけちょっとやっておきます~」と言われて、
ああ、やっぱりと思いました。
髪を乾かしながら頭をあちこち触っているんですが、どうも、うしろだけカキーンって感じがしたんですね…
先生がやったあと、「さわってみて」と言われたので、触ったらば
「フカフカ~」みたいな…
「やややや、やわらかいですね」
↑
あくまで私の主観ですし、やわらかいっていっても頭蓋ですから、ふにゃふにゃになったわけではないです。
うーーーん、表現しずらいですが、寒~いところにおいてある蝋燭を触ったのと、春のあたたかい室温におかれた蝋燭くらいな触感ですかね
硬くて、実際固いですけど、指先の幽かな感触に明らかな違いがあるんです。
私、時々、自分の頭蓋も触っているんですが、固いですね~私のは…
特に右側のほうが敏感で指先に少し力をかけると頭蓋内にまで響く感じがしています。
いずれは私もケアしてもらわねば…
太郎の話にもどりますが、今回は特に目つきに変化がありました。
いつもながら、いいますと、これは彼の日常からすると相対的に少しずつベターな状態が垣間見えるというもので、まだまだ不安定です。
先生もおっしゃっていましたが、どのような状態におくのがその子にとってベストな反応を生み出すかということに関しては、確実な予知ができるわけもないので、慎重に反応をみながら微調整という方向で少しずつ進めていくしかないと思います。
腕の骨を折ってギプスをしたとき、腕の筋肉がガチガチになってしまい、その後のリハビリでほぐすのに死ぬほど苦労した経験があります。
下向きの手のひらを90度回転させるだけでも痛みが走りました…
お湯の中でリハビリ運動をして、少しずつすこしずつ圧をかけていき、とうとう、腕が自由に動かせるようになったときはとてもうれしかったものです。
太郎の脳も私の中のイメージでは硬いのです。
掘り出したばかりの粘土のイメージです。
手で体温をかけてながらじっくり練りあげていくうちになんでも作れるやわらかくきめ細かな粘土になるように、
太郎の脳や神経も先生の施術で少しずつ働きやすくなってくれたらいいなあ~と思います。
結構、通うのが大変ですが、先生が確かなので、これからも定期的に続けていくことにしました。
療育といい相乗効果を生みだしてくれたら…と思っています。」
・・・と、今回も詳細に治療の様子を書きとめておいてくださいました。ありがとうございます。
それにしても、この文章を読んで感心した点があるのですが、私は一番下の方の赤い字でかかれているところをみて、このお母様は鋭いな~と思いました。
実は、「粘土のイメージ」という表現は、昔、私が特別養護老人ホームで働いていたころ、認知症の重い方の脳が、まさに「粘土のような脳の硬さ」のイメージだったので、使っていた表現なんです。その話はしていなかったと思うので、自分の感覚で感じているんでしょうね。
素晴らしい!!
でも、太郎君の場合は、頭蓋リズムは遅いんだけど、認知症の方の脳のかんじとはまた違うんですよね。硬いんだけど、ちょっと違う。その硬さに何か違いがあるんですよね。
このように、オステオパシーは手の感覚を頼りに治療しているわけです。
たくさんの方を触って、その経験・データを手に蓄積し、「ああ、この感覚は誰かに似ている」とか「この動きは非常に個性的だ」とか感じながらやっているんです。
前にも書きましたが、私は、この手探りの作業、手作りの仕事が大好きです。
生きた生命の動き(正確には「蠢き(うごめき)」かもしれません)、輝き、生命力、それらを手で感じて、「彼(頭蓋骨や脳)」が元気いっぱいに、イキイキと動けるように手助けする手法なんです。
こんな面白い世界はないですよ!
このお母様は療育全般に非常に熱心で、太郎君の状態を逐一観察し、自分の手で体の状態もチェックしてきた方です。
だからこそ、治療後の変化が、自分の実感として非常によくわかり、オステオパシーの頭蓋骨調整の効果を感じていただけているんです。
今回もブログの記事を転載させていただき、治療の様子を感じていただけたらと思います。
「先週の金曜日、七回目のオステオに行ったんですが、太郎が前回同様、今回も少し涙をこぼすようなことがありました。
それは、痛いとか怖いとかいうものではなくて、そうかといって強い気持ちでやめてほしいというものでもなく…
なんとなく落ち着かない、なんとなくじっとしていたくない…
というような感覚になったのかな?と推察しています。
それもなんで起こるのか不思議だったのですが…
しかも、オステオの施術中、ずっとというのでないので、気持ちの波かな?などと考えていました。
今回、先生に頭蓋のほうを診てもらっている間に面白い現象を目にすることができました。
先生がおもむろに時計をおいて、時間を気にしているので、私は、ぼんやりと『今何時か確認しているのね…』くらいに思っていましたら、
先生はしっかりと太郎の頭の中を診ていたわけで…
脳髄液を送っている膜(←正しい言い方ではないですが…)の膨縮するリズムを計っていたということで、一般に5~6秒かけて膨らみ、5~6秒かけて縮むリズムなのに、太郎は30秒かけて膨らみ、30秒かけて縮んでいることがわかったそうです。
遅っ!!!!いやでもなんか、太郎らしくないか??笑
それでも、涙をこぼしている太郎の落ち着かなさが、先生が施術をしてそのリズムを整えている間に、落ち着いてきて、
先生が
「ああ、今、早くなってきてます…」
というくらいには、驚くほど顔つきに落ち着きをとりもどし、目線がまったくぶれず、
本人も
『ああ、なんかいい、あんばいに気持ちいいわ~』みたいな感じで受けていました。
その間、私の姿勢矯正のためのヘルプも必要なしです。
見る間に顔つきに変化があったので、驚きの体験です。
本人から何かコメントがあればいいんですが、顔つきの穏やかさをみれば十分わかります。
あと、私の実感がもうひとつ、実は、太郎の後頭部の下のほうがどうも固いな~と前日の思っていたところ、当日、先生から
「後ろのほうちょっと硬いから、ここだけちょっとやっておきます~」と言われて、
ああ、やっぱりと思いました。
髪を乾かしながら頭をあちこち触っているんですが、どうも、うしろだけカキーンって感じがしたんですね…
先生がやったあと、「さわってみて」と言われたので、触ったらば
「フカフカ~」みたいな…
「やややや、やわらかいですね」
↑
あくまで私の主観ですし、やわらかいっていっても頭蓋ですから、ふにゃふにゃになったわけではないです。
うーーーん、表現しずらいですが、寒~いところにおいてある蝋燭を触ったのと、春のあたたかい室温におかれた蝋燭くらいな触感ですかね
硬くて、実際固いですけど、指先の幽かな感触に明らかな違いがあるんです。
私、時々、自分の頭蓋も触っているんですが、固いですね~私のは…
特に右側のほうが敏感で指先に少し力をかけると頭蓋内にまで響く感じがしています。
いずれは私もケアしてもらわねば…
太郎の話にもどりますが、今回は特に目つきに変化がありました。
いつもながら、いいますと、これは彼の日常からすると相対的に少しずつベターな状態が垣間見えるというもので、まだまだ不安定です。
先生もおっしゃっていましたが、どのような状態におくのがその子にとってベストな反応を生み出すかということに関しては、確実な予知ができるわけもないので、慎重に反応をみながら微調整という方向で少しずつ進めていくしかないと思います。
腕の骨を折ってギプスをしたとき、腕の筋肉がガチガチになってしまい、その後のリハビリでほぐすのに死ぬほど苦労した経験があります。
下向きの手のひらを90度回転させるだけでも痛みが走りました…
お湯の中でリハビリ運動をして、少しずつすこしずつ圧をかけていき、とうとう、腕が自由に動かせるようになったときはとてもうれしかったものです。
太郎の脳も私の中のイメージでは硬いのです。
掘り出したばかりの粘土のイメージです。
手で体温をかけてながらじっくり練りあげていくうちになんでも作れるやわらかくきめ細かな粘土になるように、
太郎の脳や神経も先生の施術で少しずつ働きやすくなってくれたらいいなあ~と思います。
結構、通うのが大変ですが、先生が確かなので、これからも定期的に続けていくことにしました。
療育といい相乗効果を生みだしてくれたら…と思っています。」
・・・と、今回も詳細に治療の様子を書きとめておいてくださいました。ありがとうございます。
それにしても、この文章を読んで感心した点があるのですが、私は一番下の方の赤い字でかかれているところをみて、このお母様は鋭いな~と思いました。
実は、「粘土のイメージ」という表現は、昔、私が特別養護老人ホームで働いていたころ、認知症の重い方の脳が、まさに「粘土のような脳の硬さ」のイメージだったので、使っていた表現なんです。その話はしていなかったと思うので、自分の感覚で感じているんでしょうね。
素晴らしい!!
でも、太郎君の場合は、頭蓋リズムは遅いんだけど、認知症の方の脳のかんじとはまた違うんですよね。硬いんだけど、ちょっと違う。その硬さに何か違いがあるんですよね。
このように、オステオパシーは手の感覚を頼りに治療しているわけです。
たくさんの方を触って、その経験・データを手に蓄積し、「ああ、この感覚は誰かに似ている」とか「この動きは非常に個性的だ」とか感じながらやっているんです。
前にも書きましたが、私は、この手探りの作業、手作りの仕事が大好きです。
生きた生命の動き(正確には「蠢き(うごめき)」かもしれません)、輝き、生命力、それらを手で感じて、「彼(頭蓋骨や脳)」が元気いっぱいに、イキイキと動けるように手助けする手法なんです。
こんな面白い世界はないですよ!
by ostetokyo
| 2008-05-24 14:00
| 障害を持ったお子様