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オステオパシーというアメリカ生まれのソフトな整体。顎関節症、頭痛、首肩コリ、腰痛、自律神経失調、睡眠の悩み、発達の悩みなど、ご相談ください。東京・中央区・日本橋


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嬉しいご報告

 最近、治療の成果が非常に良いんです。
自画自賛しているみたいで、あまりそういう事を書きたくはなかったんですが(今までさんざん書いてきてるじゃないか!とお叱りの言葉もでそうですが・・・これでもかなり抑えてきたんですよ。笑)、もっと治療の様子や何を感じているのか、どんなことを考えて治療しているのか、もっとブログで書いたほうがいいですよ、親知らずを抜いたことなんか書いてる場合じゃないですよ!とあるママさんからお叱りを受けまして、もう少し詳細を書こうかなと思っております。(爆)

ここのところ、連続してお子様の治療中に良い反応がありました。

治療中に声を出して笑ったお子様お二人。
治療中にスヤスヤと寝息を立てて眠ってしまったお子様お二人。

 治療中に声を出して笑ったお子様は二人とも、普段から声を出して笑っているわけではなく、むしろ前回はいつ笑ったと思い出せるくらい笑うことがまれなお子様なんです。
それが、治療の最中に声を出して笑ってくれました。
声を出して笑うということは、実は大変なことなんですよ。
一般の人にはなかなかピンと来ない話かもかもしれませんが、障害の重いお子様は、笑うという事自体、あまりないことも多いんです。
飲んでいる薬の影響もあるかもしれません。
表情が乏しく目に光がなくドンヨリとした目をしていることも多い。
ただひたすらボーっとしているお子様もいますし、親の声かけにもまったく無反応の場合もよくあることです。
声を出して笑うということは、喜び・嬉しいという気持ちがないと出ないし、体調も良くないと出ないんです。
その喜び、嬉しさの気持ちがあるというか、周りのことにちゃんとわかっているから、頭や心が向いているから笑えた、そういう状態になれた、その証明なんです。
だから、お母さん方も大変喜んでくださいました。
心が通じ合う瞬間という事は本当に嬉しいことです。

 治療中に眠ってしまったお子様のうち、お一人は薬なしに眠るなんてなかったとの事。
もうお一人は前回書いたリューリュー君。
お二人とも、とても調子が良いようです。どちらもよくおしゃべりをしてくれているとの報告を受けています。
リューリュー君の方は、ママさんが リューリューママのチャレンジ・ザ・療育 に詳しく書いてくださっていますのでご覧ください。

 さて、私の治療ではどんなことをやっているのか?と思われるでしょう。

簡単に言うと、脳がリラックスして自らを作り直しやすくできる環境作りをお手伝いしています。
頭蓋オステオパシーを中心的な治療手段としています。それは頭蓋骨を和らげ、本来の動きができるようにアシストします。
脳脊髄液や静脈血のよどみがなくなるよう、循環を高めるよう、刺激します。
これによって脳神経系に新鮮な脳脊髄液や血液が巡り、脳が自分を作り直しやすくなるのだと思います。
からだの緊張・こわばりをゆるめ、体からくる緊張刺激を減らすようにします。
内臓の働きも良くなるように調整します。
オステオパシーでは体の全部がつながりあっているので、頭からつま先まで全部重要であると考えています。
ですから内臓も、関節も、皮膚もできるだけ見るようにしています。

そういった手の刺激で、脳神経系の活性化が図れるわけです。
手で体に触れることで、そういった効果が出るって、すごいことですよね。
私自身もこの技術を開発したオステオパシーの偉大な先人たちに感謝をしたいと思います。

 勿論すぐに効果が出るとも限りませんし、ある場合は数ヶ月から数年単位で調整が必要にもなる事は言っておかねばなりません。
しかしこの技術は、少しずつですが確実に内部から変えていく大きな力を有しているんです!

今後もこの手の技術を高め、少しでも「障害」を軽くし、人生を救うお手伝いをできればと思っています。
by ostetokyo | 2008-10-23 11:56 | 障害を持ったお子様